カテゴリ:法の支配



平成30年11月26日 日本政府は、憲法に反する法の施行によって皇位を継承させようとしています。 国会もその法律を成立させ、司法もそれを容認しています。 司法が日本政府の憲法違反を認めれば、司法は国民の法令違反を違法と判断することができません。...
平成30年10月27日 日本政府は日本国憲法という法に支配されています。日本政府は日本国憲法に従わなければなりません。 ここでは特に解説しませんが、容易に受け入れられる国家の仕組みかと思います。 しかし、皇室典範特例法の一件で、司法府は日本政府の憲法違反を違憲とみなしませんでした。...
平成30年10月19日 皇位継承は皇室典範に基づいて行われます。そのように日本国憲法で定められているからです。 皇室典範特例法は、日本国憲法が指定している皇室典範ではありません。 したがって、皇位継承を規定しようとする皇室典範特例法は、憲法違反の法律です。 皇室典範特例法は、日本政府が提出した法案です。...
平成30年10月9日 今回は、「皇室典範特例法の違憲問題」のこれまでの連載のまとめです。 皇室典範特例法に基づく皇位継承は、憲法違反です。 なぜなら、それは、日本国憲法第2条に反するからです。 日本国憲法第2条の条文を抜粋します。 「第二条 皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。」...
平成30年9月21日 前回の記事では、旧「皇室典範」 とはどのような法であるかを解説しました。 改めて旧「皇室典範」の要点を箇条書きすると、旧「皇室典範」は ・皇室の家法である。 ・大日本帝国憲法と同時に欽定された。 ・帝国議会の議決によって改正および増補されることはない。 ・一個の法規であり、複数の法規で構成される法規集ではない。 となります。...
平成30年8月17日 前回の記事では、旧「皇室典範」とはどのような法であるかを理解することが、日本国憲法第2条に書かれている「皇室典範」の意味を理解する鍵となる、と述べました。 では、旧「皇室典範」とはどのような法なのでしょうか。 要点を箇条書きすると、旧「皇室典範」は、 ・皇室の家法である。 ・大日本帝国憲法と同時に欽定された。...
平成30年8月11日 前回の記事では、皇室典範特例法に基づく皇位継承は合憲であるとする日本政府の言い分を検証しました。 そして、日本政府の言い分は不当であることを示しました。 しかし、もし日本国憲法第2条に書かれている「皇室典範」は、「皇室に関する制度が定められた法律」という概念の意味であれば、日本政府の言い分は認められそうです。...
平成30年(2018年)7月30日 前回の記事では、皇室典範特例法は違憲であることを示しました。 では、日本政府と国会は、どのような論理で皇室典範特例法を合憲と見なしたのでしょうか。...
平成30年(2018年)7月19日 前回(平成30年7月1日)のブログ記事では、皇室典範特例法が制定されるまでの経緯を説明しました。 今回は、皇室典範特例法が憲法違反であることを示します。 皇室典範特例法はなぜ違憲なのか。 それは、皇室典範特例法は日本国憲法第2条に反する法律だからです。 日本国憲法第2条の条文を抜粋します。...
平成30年(2018年)7月1日 平成28年(2016年)8月8日、天皇陛下は、「社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか」を、「天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら」、「個人として」これまでに考えてこられたことを、ビデオメッセージで表明されました。...

さらに表示する