［予告］日本政府はカネを生み出して国民に配るべき；インフレを拒んではならない理由

2022年7月5日

 

私は、日本政府はカネを生み出し、それを国民に配るべきだと考えています。

 

こう言うと、必ず、

 

「物価が上がる！」

「インフレになる！」

「通貨価値が下がる！」

（どれもほとんど同じ意味です）

 

という反論を受けます。あなたもそう言いたくなられたでしょうか？

 

しかし、もしあなたが、勤労者であれ扶養者であれ、自分の手取りが増えたら嬉しい、増えてほしいと願っているならば、あなたはインフレ（インフレーション：物価が持続的に上昇している状況）を拒んではなりません。

 

もし自分の手取りが増えてほしいと望み、かつインフレを拒むのであれば、その人の考えは矛盾しています。その人は、自分が何を言っているかをわかっていません。

 

本ブログでは、なぜ日本政府はカネを生み出し、それを国民に配るべきか、そしてなぜ国民はインフレを拒んではならないかを、これから論じていこうと思います。

 

ところで、本ブログでは、次の2点の意味において財政が健全な日本政府を想定します。

 

（1）日本政府は、支出の予算を執行するための資金を実質的に生み出せる。日本政府の財政に必要な資金が不足する事態は、起こり得ない。

（2）日本政府に負債があっても、その金額にかかわらず、誰にとっても何の問題もない。

 

私は、実際の日本政府の財政もほぼ同じ状態であることを、既に「中央政府の財政が健全な一国の要件」で論じました。

 

日本政府がカネを生み出し、それを国民に配ることで、消費や投資の面における国民の喜びや幸せの水準が上がり続ける。

これを、これから皆さんとご一緒に考えていこうと思います。

 

何卒お付き合いのほどよろしくお願い致します。どうぞご期待ください。

 

皇紀2682年7月5日