· 

憲法9条と自衛隊(0)予告

2020年6月20日

 

皆さんは、日本国憲法第9条を読まれたことはおありでしょうか?

 

本日から何週かにわたり、憲法9条及び自衛隊について、皆さんと一緒に考えたいことがあります。

何卒、この論考、日本の安全保障に関わる重大な論議にご参加下さいますよう、皆様にお願い申し上げます。

 

さて、早速ですが、日本国憲法第9条を読んでみましょう。

 

 

 日本国憲法(昭和二十一年憲法)

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

○2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

(参照:日本国憲法 - E-GOV法令検索 - 電子政府の総合窓口(E-GOV)

 

 

 第一項に問題はありません。日本国民は平和を求めます、国権が戦争を発動することもありません、という内容です。反対する人もいないでしょう。

問題は、第二項の解釈です。

 

私がここ、ロゴスの間で皆さんと共有したい考えは、

(1)「自衛隊は憲法9条に違反しない」という歴代の日本政府の憲法解釈は正しい。

(2)憲法9条は、日本の自衛権を認めている。

ことです。

 

さらに、

(3)憲法を改定し、自衛隊を憲法9条に明記すべきか?

(4)私たちは、自衛隊を日本「軍」に格上げすべきか?

という問題提起も致します。

 

是非とも皆さま、一生に一度、たった数週間だけで構いません、「憲法9条と自衛隊」について、私と一緒に考えてみませんか?

次回から始まる論考に、どうぞご期待下さい。

 

皇紀2680年6月20日