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憲法9条のシン・解釈(1)終戦から自衛隊発足と日本の国連加盟まで

2022年7月7日

 

前回の投稿からしばらく空いての「ロゴスの間」です。

 

今回は、終戦から自衛隊発足と日本の国連加盟までの歴史をざっくりと振り返ります。

が、後で要点も指摘します。要点だけ抑えて頂ければ問題ありません。

まあ、こんな感じです。↓

 

 

・昭和20年(1945年)6月26日

  サンフランシスコ会議において、国際連合憲章(国連憲章、Charter of the United Nations)に51ヶ国が署名。

 

・8月14日

 日本政府がポツダム宣言を受諾。

 

・8月15日

 昭和天皇の玉音放送。

 

・9月2日

 日本政府が降伏文書に調印。終戦。

 

・10月24日

 国連憲章の発効。51ヵ国の加盟国で国際連合(国連、United Nations)が発足。

 

・昭和21年(1946年)11月3日

 日本国憲法の公布。

 

・昭和22年(1947年)5月3日

 日本国憲法の施行。

 

・昭和25年(1950年)8月10日

 日本が警察予備隊を創設。

 

・昭和27年(1952年)4月26日

 日本で海上警備隊が発足。

 

・6月

 日本が国際連合に加盟を申請。

 

・8月1日

 日本が警察予備隊と警備隊を管理運営のための総理府外局として保安庁を設置。

 

・10月15日

 日本で警察予備隊が保安隊に改組。

 

・昭和29年(1954年)7月1日

 日本で自衛隊法の施行。保安隊は陸上自衛隊に、警備隊は海上自衛隊 に改組。航空自衛隊 の新設。

 日本で防衛庁設置法の施行。保安庁は防衛庁に改組。

 

・昭和31年(1956年)12月12日

 安全保障理事会が日本の国連加盟を承認。

 

・12月18日

 国連総会が全会一致で日本の加盟を承認。

 

 

終戦から自衛隊の発足、及び日本の国連加盟の経緯は、ざっくりこんなもんです。

ポイントは、

 

(1)国連憲章の発効、国連発足

(2)日本国憲法の公布及び施行

(3)日本が警察予備隊を創設、後に自衛隊が発足

(4)日本が国連に加盟

 

という、これら歴史的出来事の順序です。

皆様には、この(1)→(2)→(3)→(4)という順番を覚えて頂きたいと存じます。

 

では、なぜこのような歴史が、憲法9条を読み取る上で重要であるか。

次回以降の「ロゴスの間」にて、それを解説致したいと思います。

 

次回もどうぞご期待ください。お楽しみに。

 

 

皇紀2682年7月7日